シャンプーには何が入っているのでしょうか?シャンプーにはその目的によって、洗浄剤・増泡剤・増活剤・安定剤・乳濁剤・コンディショニング剤・フケ取り剤・殺菌剤・トニック剤・キレート剤・紫外線防止剤・色素・香料と実に様々なものが含まれます。
何を入れるか、その配合や量によってもドライ・ノーマル・オイリーヘア用、薬用等と何通りにも変わってきます。勿論、成分には天然由来のものもあれば、完全化学合成によるものもあります。「○○配合」「無添加」等のコピーだけで購入するのではなく、何が入っているのか、商品に明記されている成分表をチェックするようにしましょう。商品に多く含まれる順に表示されていますが、1%以下の成分については順番は自由です。
この全成分表示にはプラスの面もありますが逆に肌に影響を与える恐れのある成分がわかりにくいというマイナス面もあります。2001年薬事法改正前はアレルギー等が報告されている成分は「表示指定成分」※として表示されていましたが現在は消費者がその判断をしなければなりません。また、旧表示指定成分以外にも最近の研究・調査で安全性が疑われている成分も数多く存在します。
私たち買う側が注意し、少しでも安全性に疑いのある成分は避けるほうが無難でしょう。
1980年の薬事法改正からアレルギー等を起こす恐れのある成分として表示が義務づけられた化学物質で約100種類ほどあります。
(例)安息香酸、エデト酸塩、塩酸ジフェンヒドラミン、クロラミンT、クロルクレゾール、サルチル酸、BHT、臭化アルキルイソキノニウム、セチル硫酸ナトリウム、チモール、TEA、パラベン、フェノール、PG、ベンジルアルコール、PEG、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩、ラウリル硫酸塩、ラウロイルサルコシン、着色剤:タール色素(青色○号、赤色○号、黄色○号、アゾ色素、キサンチン色素)他、全102種
シャンプーにはどのような種類があるのでしょうか?
ドライヘア用、ノーマルヘア用、オイリーヘア用等は脱脂力の違いで分類されています。洗髪中の指通りの良さや、仕上がりをよくするための成分を配合したコンディショニングシャンプーやフケや脱毛予防等のある効果を期待した成分を含む薬用シャンプー、リンス効果を兼ね備えたリンスインシャンプー等、配合される成分によって分類されることもあります。
使用されている合成界面活性剤の種類によっては石鹸系、アミノ酸系、高級アルコール系等と分類されます。その配合によって洗浄力や肌への刺激に違いが出てきます。
また、最近良くみかけるのが旧表示指定成分や石油系化合物を含まない無添加シャンプーと呼ばれるもの、そして植物由来成分を使用しているため植物派(天然派)シャンプー。phによってアルカリ性、中性、弱酸性と分類することもできます。(人間の健康な髪のphは4~6の弱酸性といわれています)
このように、分類は洗浄剤の種類や成分の配合によって実に多種多様です。自分がどのような髪質なのか、洗浄力はどの程度必要なのか、成分のアレルギーはないか等をしっかりと把握して、宣伝や広告に惑わされるのではなく、「何が配合されて、何が添加されていないのか」その成分を確認することはとても大切です。